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第10回/株式会社 大倉商事 足崎工場
2012年04月24日取材
毎回、徳尾商事の商品をご使用いただいているお客様を尋ねる【お客様探訪】
今回は茨城県ひたちなか市足崎の野菜加工工場の大倉商事足崎(たらさき)工場様です。
様々な野菜の加工・商品製造をおこなわれている大倉商事様。商品へのこだわり・会社の考え方などを大倉定社長と足崎製造部長の堀田さんにお話を伺いました。
今日は宜しくお願いします。
大倉商事さんは元々ひたちなか市でスタートされたのですか?
そうですよ。
野菜の加工でいろいろな品種をやられていると思いますが。どれくらいあるんですか?
うちは野菜全般ですね。葉物や根菜系が多いですね。
主なユーザーさんはどのようなところが多いんですか?
うちはカット野菜が中心ですから、大手の外食チェーンさんやスーパーマーケットさんなども多いですね。
納められる商品としてはカットやグラム指定とかあるんですか?
お客さんによっては内容量とかカットの指定は細かく受けてます。ただ野菜をカットして詰めれば良いという訳ではなくて、店舗によっては肉やタレなども一緒にセットして後は調理するだけという商品もあります。
肉やタレも自社でやられているんですか?
それはお客さんの指定のものを取り寄せて使っています。 こちら(足崎工場)はそういったものが多いですね。本社工場はボイルして熱を通す商品が主です。
熱を通すというとどういったものですか?
例えばけんちん汁のセットみたいなものから、レトルトとかカレーも作ってます。
ちなみに加工工程で出た野菜などの端材は本社で粉砕して堆肥にしています。なるべくゴミを少なくできるようにしています。
目に見えないところでいつもお世話になっているんですね。
お忙しい最中にもかかわらず熱心にお話をしていただきました。
ところで足崎工場の敷地内で食品販売のお店が並んでますが、あれは社長のアイデアですか?
アイデアというより元々好きでやった感じだね。
業務用の商品が主なところで、ああいった形で直販しているのには何かこだわりがあるのかなと思いますが?
こだわりというより、根っから好きなんだよ(笑) あれは商売の原点だね。
お店の方は皆元気で笑顔が印象的。
しかも値段が安いですよね。お昼も買って食べたんですけど大人2人で1,000円でお腹いっぱいになりました。あれだけ値段を安く出来るのには何か秘密があるんですか?
とにかく利益をお客さんに還元するっていう社長の発想が原点ですね。回転するって言いましょうか。普通は仕入れの原料が下がれば利幅が増えると思いますが、社長は売値を下げるんです。
食べ物の原点は美味いか安いかでしょ?美味さがほどほどでそれ以上出来なければ安いほうが良い。なぜ売れるかを突き詰めていったら美味いか安いか。美味くて安かったら絶対行列が出来る。
お昼時にも車が引っ切り無しに来て、会社員の方もいればお子さん連れの主婦の方もいればと賑わってましたね。美味さ・安さを大切にしてるからなんでしょうね。
安全だとか安心だとか流行りだとかを追っかけても長続きしないと思うんですよ。最優先の安全はあたりまえの話で言うまでも無く、次にくるのは美味いですよ。美味くても高かったらダメ。食品は安全で美味くて安いを兼ね備えれば地理的にハンデのある所にもお客さんは来てくれる。
僕も改めてやっぱりそうだなあって感じます。
一般的には安いっていう方向にいくと、安かろう悪かろうになる部分って少なからずあると思うんですけれど、商品にはこちらで使われている野菜とかの使わない部分、悪い意味ではなく余った部分とかを利用しているんですか?
いえ、それはないです。 店舗での販売用の商品は専用の材料を使っていますのでそういった考えはないですね。社長の考えでもあり、安全という意味ではそこに尽きます。工場前の牛丼屋さんも工場に新鮮な玉ねぎを取りに来てますから。サイズ違いなど、野菜の有効利用はしていますが、端材を使うということはありません。
なるほど、そうなんですね。
これは入社式のときに必ず言うんだけど、商売の原点は親孝行だと。親孝行をきちっと出来ない人は仕事も出来ない。親を大事にするってことができない人は何をやっても駄目じゃないかな。何も難しいことないよ、これをしたら親は悲しむだろうなって事はやっちゃいけない。こんなに褒められたり、こんなに良い事したら親は喜ぶだろうなって思ったことをやれって。それは親孝行だと。商売やっても何やってもそうなんだけど、迷ったときに親は喜ぶだろうなって思ったことをやれば間違いないし、嘘ついたりこんな事やったら親は悲しむだろうなって事はやんないように、商売の原点はそれだと思うよ。
僕も気をつけます(苦笑)
直売店の並びにある火の玉市場には野菜や果物がいっぱい。もちろん価格も安い。
ところで先ほどもお客さんがいっぱい焼きいもを買いに来られていましたが、焼きいも大人気ですね。1本ずつ袋詰めで販売されてますけどあれってどれくらい売れるんですか?
あれは、9月から6月のシーズン物なんだけど、年間150万本くらい。
そんなにですか!みなさん、箱買いしてここから送る方とか多いですよね。僕は札幌ですけど先日家にもチラシが入ってましたよ(笑)
今回チラシを北海道は札幌、旭川、函館、帯広、北見に69万部配布したね。
何気なく見てびっくりしたんですけど、チラシの反響は多かったですか?
そこそこね。もう少しくると思ってたけど(苦笑)今回は時期が悪かったかな?
2月中ごろにしたんだけど、何でかって言うと、一昨年は12月6日から12月31日まで機械を1分も止めなかったの。それでも生産が間に合わないくらい忙しかった。今シーズンは24時間機械を動かさなくてもいいように設備を1.5倍にしたんだけど、震災の風評被害とかもあって思ったより売れなかった。それで急遽、広告宣伝費を使って北海道に配布したっていう経緯があったんだよ。
今回の配布を北海道限定にしたのは何か理由があったんですか?
青森のりんごとか長崎や静岡のみかんとかその地域でしか採れない作物に希少価値があるんじゃないかって思っているんです。そういうものに憧れてた。北海道ではまだまだ採れないさつまいもを北海道にもPRしようと考えたんです。それと初めてのトライとしては遠いっていう不利なところで何パーセントの反響があるかデータにして、それから東北6県、そのあと首都圏と思って試験的な意味もあった。試しねっていうプレオープンだった。
ところで材料は地元のものが多いんですか?
焼いもはひとつひとつ丁寧に箱詰めされています。
基本的に材料は地物ですね。焼いもに関してはさつまいもはすべて地物茨城産です。
茨城といっても広いですけど・・・
そうですね、鹿行(ろっこう)地区とか、玉造(たまつくり)、ひたちなか近郊、旭村(あさひむら)、鉾田(ほこた)市のものなどですね。
さつまいもは品種とか決まってるんですか?それとも色々使ってるんですか?
紅あずまですね。あとは紅まさりといってどちらかというとねっとり系といわれている新種もあるんですけど、基本は紅あずま系のいもでやってますね。詳しいことは社長に聞いてください(笑)ここまでくるには並々ならぬ苦労があったでしょうから(笑)
僕こういうパックになった焼いもってあんまり見かけたことがなかったんです。
MサイズとLサイズとありますけど大きさで味って変わるものですか?
大きさでは味は変わらないね。
この商品も社長のアイデアだったんですか?
某スーパーから焼いもを売りたいっていう依頼があって、試行錯誤してその形になった。オールステンレス張りの加工場作って、焼くところから冷却室、包装室、出荷室まで空気清浄機を入れてロスナイ入れて、空気を殺菌して空中落下菌を抑えて。 その包装はホットパックといって80度で殺菌効果があるけど200度以上で焼いて熱いうちにパックするんだけど結露するから、何度でパックするかバランスが難しかった。(苦笑)。
焼きいもの商品販売はいつ頃からスタートしたんですか?
12年くらい前かな・・・焼いてる機械が12年経つから。機械に2000年ってシールが張ってあるから(笑)その前にも小さい機械で焼いてたけど、本格的に焼き始めたのは12年前。
おととい(4月22日)、茨城新聞に焼いもについて社長のインタビュー記事が載ったんですが、当日は朝から問い合わせの電話が鳴りっぱなしで・・・、社員は何も知らされてなかったので困惑してました(笑) 現在工場の道路向かいでは「焼いも館」として今年の秋からオープンする施設を準備しています。そこでは焼きいもを焼いているところをお客さんに見せるっていう目的もあります。焼きたてをその場で販売します。
それは僕も楽しみですね(笑)
こだわりとアイデアの焼いも。冷えてから電子レンジで温め直しても美味しい商品です。
サツマイモ(薩摩芋、学名: Ipomoea batatas L.)
ベニアズマ、ベニコマチ、紅赤(べにあか)、金時などの品種がある。生産地は鹿児島県、茨城県、千葉県、宮崎県、徳島県が全国のトップ5県。
薩摩芋は、日本料理の献立に「丸十(まるじゅう)」と書かれることがある。
これは、薩摩藩島津氏の家紋が丸に十字であることが由来だとされている。
今後考えてる新商品とかありますか?
じゃがいもでもSSとか小さなものをそのままじゃ売れないのでカレーにまんま入れるとか、みんながこれはどうしようもないと思っているような物に付加価値を付けて売っていきたいね。
ちょうどじゃがいもの話をして頂いたので少し機械の話を聞かせてください(笑)現在2台お使い頂いている当社の皮むき装置(スマートピーラーDP‐80)を知ったきっかけについてお聞かせください。
札幌の懇意にしている社長に教えてもらったのが最初で、それから仙台の会社でも話を聞いて、その時は機械が出来たばかりの時だからすぐには買わないで待ってて秘かに遠くから見てた(笑)
やはりここが更によくなったら買うよって言うお客さんもいますしね(笑)
じゃがいもっていうのはそう大量に剥けるものじゃないんで機械で歩留まりを多くしたり少なくしたり調節して仕上げで調整といった作業効率を変化させながら納入先の要望にあわせてます。その日の原料の状態や処理量、人に合わせてこの機械で剥き方を自分たちで調整できるのが良い所だよね。
以前はヤスリ式の機械を何台も使ってちょっとづつ分けて剥いていたのを見ていたので、大量に剥く部分でお役に立ててる様でうれしく思います。現在どれくらいのじゃがいもを処理されてるんですか?
DP-80×2台とコンベアライン
大量のじゃがいもの皮むきを行っています。
今日は6トンから7トンぐらいですけど、多い時期は1日10トン以上のときもあります。
今後の改善点とかこうなったらいいなとかいう要望などはありますか?
一番は刃の耐久性、消耗具合ですよね。スピードをどう合わせたらどうなるのかデータを更に取っていかなければならないところですけど、新品と2~3ヶ月使用した後の刃では消耗による差が出てきてしまうので、処理能力が少し落ちてきちゃいますけど。刃は消耗品なのはしょうがないですけれどね。
処理能力とスピードとのバランスをどこで取るのかっていうことですね。
今回、刃を改良してもらってメンテナンスは非常にやりやすくなってますね。グリスアップもやり易いので毎日少しずつやることを大事にしています。
あとはいつでも電話に出てくれるっていうことがありがたいし、現場で処理できるようスピーディーに対応してくれるので本当にありがたいので、今後もそれを継続していただいて(笑)
もちろんです(笑)
機械化から販路も広がっているという事実があってお互いの商売になればいいんじゃない。根菜類のなかでもじゃがいもばかりじゃなくて焼いもも有力商品として力入れてるけど(笑)
今後とも宜しくお願いします。(笑)
社長は仕事が趣味ですか?それとも他に趣味ってあるんですか?
日曜日は歩くことだね。
ウォーキングですか?
ついでにゴルフやって(笑)
社長がカートに乗ってるとこは見たことないですね。常に歩いてますね。
歩くだけだから。歩いてたらたまたまそこにボールがあるから打つだけで。カートには乗らないでとりあえずは下手なんだけど歩く(笑) 日曜日以外はゴルフはしないし。自分で自分のルールを決めて自分で守る。平日ゴルフの誘いは断るけど、去年日曜日52週のうち40何週はゴルフ行った(笑)
それが自分の最後の砦なんですね。
僕は日曜日しか休まないし。社員は週休2日だけどね。
会社は年中無休ですか?
年中無休です。社員は180名ぐらいいますが毎年忘年会、新年会は必ずやります。新入社員の歓迎ボウリング大会もあります。今年は僕が優勝しちゃいましたけど(笑) 夏にはここでやぐらを造って会社の盆踊りがあったり、今年の5月には社員旅行で北海道に行きます。どんなに忙しくても行事は社長命令で絶対です(笑)
儲からないからやらないではますます坂道転がってっちゃう。儲かってからやるっていうのは遅くて駄目だ。やってから儲けなければ。こんな美味い食べたいものがあって儲かってから食べようって言ってるといつまでも食べられない。儲かってなくても美味しいものを食べてこんな美味いもの食べたんだから頑張ろうって(笑)
何だか社員の皆さんの意欲の源がわかったような気がします。 今日はお忙しいところありがとうございました。
今回、訪問した株式会社 大倉商事について
株式会社 大倉商事
足崎工場
茨城県ひたちなか市足崎字西原1476-2
TEL 029-354-3500
FAX 029-354-8001
本社
茨城県ひたちなか市中根六ツ野4924
TEL 029-274-8000(代)
FAX 029-274-3512
Home Page :
http://www.okura-shoji.co.jp
代表取締役社長 1945.11.30生
食に関するとアイデアと情熱を活かし事業展開するパワフルな社長。
足崎製造部長 1958.10.27生
漬物屋から一念発起、初めての転職で入社して現在に至る。
■設置機器
・乾式自動皮むき装置【スマートピーラーDP‐80×2台】特別仕様
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